緑色光が片頭痛に与える影響

2014年 米国ハーバード大学の研究者チームによって発表された
緑色光が片頭痛に与える影響の研究結果。

以前、緑色光の糖尿病への効果もお伝えしましたが
やっぱり、緑色光は「名医」のようです(^^♪

 

この研究では、片頭痛は網膜で生じている可能性があるとしています。
片頭痛の前兆として視界にチカチカしたものが見えることがありますが

これも片頭痛と視覚が何か関係しているような症状ですね。

研究発表の一部抜粋のため詳細は分かりませんが
これからのさらなる研究によって、
緑色光は片頭痛に悩む方々の心強い味方になるかもしれません。

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目的:視力が正常な片頭痛患者の頭痛強度に対する色の影響を判断し、調査結果の機構的説明を
提供する。

背景:光による頭痛の悪化は、一般に片頭痛、髄膜炎、脳震盪、くも膜下出血などの頭蓋内病変に
関連している。

設計/方法:片頭痛発作中および発作の間の色に対する感度を評価するために、心理物理学的方法が
使用された。
網膜電図と視覚誘発電位を使用して、異なる色の光に応答して網膜と皮質によってそれぞれ生成
される電気信号の
大きさを測定した。ラットでのマルチユニット記録を使用して、異なる色の光に
対する視床硬膜感受性ニューロン
の応答を研究を行った。

結果: 69人の患者を調査した結果、
(a)緑色光は白、青、アンバー、赤の光よりも片頭痛の症状を悪化させる
確率が著しく低いことが
わかった。
(b)緑は、白、青、赤よりも少ない程度で錐体駆動網膜経路を活性化する。
(c)視床ニューロンは青に最も反応しやすく、緑に最も反応しにくい。
(d)緑に対する皮質の反応は、青、赤の光によって生成されるものよりも著しく小さい。

結論:この研究により、視力が正常な患者において、緑色光への曝露が片頭痛を悪化させる割合が
白色、青色、アンバー色、赤色光への曝露よりも著しく低いという発見のメカニズムが明らかに
なった。ERG、視床、およびVEP記録の結果を考慮すると、この発見は片頭痛症が皮質ではなく
網膜から生じ、視床で微調整される可能性があることを示唆している。これは現在の考え方に
対しての大きな変化である。機械的に、精神物理学的所見は、錐体駆動網膜経路、主な視覚経路の
外側の2つの感覚核の光感受性視床ニューロン、および異なる色の皮質の異なる反応によって説明
される。緑色光による治療は、光過敏や強度の慢性頭痛の緩和に有益である可能性が
ある。

調査支援: NIH / NINDS助成金R37 NS079678、RO1 NS069847、R21 NS090254-02、およびK24 NS77895

 

出典元:Neurologyより : 20170418
研究者:ロドリゴ・ノゼダ(ハーバード大学医学部)
    ロニー・ルーベン=ニル(ハーバード大学医学部)
    キャロン・バーンスタイン(ハーバード大学医学部・ブリガムアンドウィメンズ病院)
    デヴィッド・簿ルクス(ハーバード大学医学部・ボストンマサチューセッツ州小児病院)
    キャサリン・ブエトナ―(ハーバード大学医学部・ハーバード大学医学部医師)
    ラミ・バースタイン(ハーバード大学医学部)
引用元サイト:https://n.neurology.org/content/88/16_Supplement/S47.005?fbclid=IwAR0KSQbNM9u6-K6ZaIknoBe-c3Ijm62rrATuPRn3FVkgIkxzB6WSTfhCzQw