不眠やウツに悩む現代人にライトセラピー

ワールドヘルスレポートより抜粋

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生体リズムを整える太陽光

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秋の終わりから冬場は日光の射す時間が短くなる。
これにより生じるSAD(Seasonal affective disorder)にライトセラピーが
有効であると考えられている。
SAD治療の場合、ライトセラピーは通常の治療よりも副作用が少なく
効果が早く現れるという。
薬剤は効果がみられるのに通常4~6週間かかるが
ライトセラピーでは治療開始から2~14日以内とされる。

 

Hollins University 研究者グループが行った研究では
女性のSAD患者140人を2グループに分け、片方のグループには
ライトセラピー(UVライトを30分/日照射)を施し、別のグループには
空気清浄機を使用して比較した。
結果、ライトセラピーグループは空気清浄機グループに比べ、
長期に続いた症状が軽減された。

 


1993年に南オーストラリアで行われた研究では、不眠に悩む患者9人に
ライトセラピーを行った。
患者には25,00ルクスライトを午後10時から深夜まで照射した。
結果、被験者は正常な時間に睡眠に入り、以前より平均1時間半長く
眠れるようになったという。

 

American Gerinatrics Society 誌に掲載された研究では、高齢者の膝の
変性関節炎患者で痛みに対する有効性を調べた。
被験者を3グループに分け、1グループは赤色ライトを照射、別のグループは
赤外線を、残りはライトセラピーを行わなかった。
結果、赤色ライトと赤外線照射グループには痛みの軽減がみられ、
機能の改善も両グループで報告されたが、対照グループ(治療を行わない)
には変化がみられなかったという。

 

Headache誌に掲載された研究では、偏頭痛患者の両目に(片目は閉じる)
赤色ライトを照射したとき、偏頭痛の発作頻度が減少したという。

 

一般の家庭や職場で使用される照明は500ルクスを超えることは滅多にない。
一方、太陽光は晴れた日には100,000ルクス、曇りでも10,000ルクスを
下回ることはないという。

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他にも集中力や学力向上に太陽光線と同じ光を利用する研究結果も報告されています。
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